グロムとFZ6と

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シールチェーンのメンテナンス用品

 みなさん、こんばんは!

 

 チェーンのメンテナンスに何を使っていますか?

 

 チェーンのメンテナンスってやり方も用品もいろいろあって悩みますよね。今回はとりあえず、各種用品について解説していきます。

 

 やり方は…こんど私がメンテナンスしたときにがんばって写真撮ったら記事にしますねw

 

 

チェーンクリーナー

 チェーンを徹底的にきれいにしようと思うと、安くて洗浄力が高いのをたくさん使いたいですね。大きく分けて2つのタイプがありますが、それぞれ使ってみて思ったことを書きますね。

 

スプレー缶タイプ

 スプレー缶に500ml~1000ml程度入ってるやつですね。パーツクリーナーによく似ていますし、実際のところ代用可能です。

 

 このタイプは揮発性の油で油を溶かしています。

 

 出る勢いもあって、チェーンに噛んだ砂とか草とかが簡単に飛んでいきます。短い時間で結構きれいになります。

 

 しかも使う洗油は揮発するので、水がいらないところが魅力的。

 

 ちなみに、揮発について速乾性と遅乾性とありますが、チェーン清掃には遅乾性のほうがおすすめです。ゆっくり油を溶かしてくれるので、しばらく置いておけば速乾性よりきれいになります。

 

 パーツクリーナーは基本的に速乾性なので、代用が不可能ではありませんが、専用のもののほうがきれいになるためおすすめはしません。でもめっちゃ安い…。

 

 あと他人にチェーンにパーツクリーナー使ってるなんていうと怒られちゃいますwシールチェーンにパーツクリーナーはだめっていうのが常識なのでw

 

 

 パーツクリーナーについてはこちらのブログで実験されていました。

 

ameblo.jp

 そして、同記事内で、

ちなみにガソリン以外のシールは弾力性などの劣化も見られませんでした
このことからガソリン以外の大抵の溶剤でシール自体を痛ませることはないと結論付けました
つまりチェーンクリーナーが謳っている「Oリングを傷ませない」等の表記でさも他の溶剤を使うとOリングがダメになるような風潮はぶっちゃけ間違いなのですよ

 

と結論されています。ですから、通常の使用でシールが劣化することはありえないといってもいいでしょう。

 

 

 私がおすすめのクリーナーはこれです。 洗浄力は普通ですが、量の割に安いのでがんがん使えますw

 

 

洗剤タイプ

 これはたぶんマイノリティかもしれないですね。でも個人的にはこっちのほうがおすすめです。

 

 アルカリ性の液体を使って、油とアルカリ性が反応すると石鹸になる反応をつかって油を落とします。(鹸化)

 

 吹きかけてしばらく放置すると、油がどろどろになってますw

 

 安くてきれいになるので、私は現在これを使っているんですが、水が必要なのと、アルマイトには使用厳禁なので、そこがクリアできる人しか使えません。

 

 こんなやつですね。

 

 ちなみに私は詰替えタイプを買いましたw

 

プレート表面の清掃だけ…

 ゴールドチェーンとかにすると、プレート表面もピカピカにしたいですよねw

 

 そこで私は禁断の手を使いました…w

 

KURE(呉工業) 5-56 (320ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1004

KURE(呉工業) 5-56 (320ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1004

 

 

 こいつをウエスに吹きかけて(絶対チェーンにかけない)、プレート表面をなでます(絶対シールは触らない)wすると面白いようにチェーンの汚れが落ちますw

 

 私が思うに、5-56のバイクへの主な使用用途ってデグリースです。グリースにかけてどろどろにした後に、拭き取ってパーツクリーナーを使うときれいになります。アクスルシャフトとかホイールベアリング周辺とかね。

 

 プレート表面以外には使えませんが、そこだけであればこういう手もありかもしれないって思います。

 

 ただ使った後は、基本的にはパーツクリーナーとかで5-56を洗い流して、チェーンルブを塗りましょうね。

 

洗わない

 シールチェーンは汚れが気にならないのであれば、清掃する必要はあまりありません。むしろ清掃することがシールの劣化やグリースの流出につながると話す人もいます。

 

 ただ、ルブではチェーンに堆積してしまうと、その動きを阻害してしまうことがあるので、基本的に清掃したほうがいいでしょうね…。

 

 後述のオイルとかを使う場合はこの話は当てはまるかもしれません。

 

 

チェーンに塗る油

 一般的にはチェーンルブでしょうね。ただ、いろいろこだわっている人たちがいます。チェーンルブ以外についても選択肢があることを知っておくと役立つかもしれません。

 

チェーンルブ

  一般的なやつです。これを知らない人はおそらく自分ではチェーンをメンテナンスしない人でしょう。

 

 ホワイトタイプと透明タイプがあります。私は透明タイプのほうがチェーンがきれいに見えて好きです。別にホワイトタイプのほうが潤滑性能がいいわけでもなさそうだし…。

 

 あとは粘着性が製品によって違いますね。粘着性が弱いともちが悪いし、メンテナンス後に飛び散りやすいです。粘着性が強いとその逆です。

 

 私は飛び散ったルブが原因で転ぶのが怖いので、粘着性が高い製品が好みですね。で、おすすめはこれでした。

 

 ただ、粘着性が強すぎて、チェーンのローラーの動きが渋くなることや、清掃してもルブが全然落ちないことが気になってやめました。

 

 いやローラーは指で回れば、エンジンにとっては誤差なんでしょうけどねw気になってw

 

 でも、もちは素晴らしくて1000km走っても全然落ちませんよー!雨も平気です!

 

 飛び散りもまったくないというか、これで飛び散る人はチェーンメンテナンスのやり方が間違ってますw

 

グリス

 これでやってる人知らない…。いるらしいけどね。

 

 たぶんもちはいいんだろうけど、汚れたら真っ黒になりそうですね。

 

 こういうやつかな?

 

オイル

 エンジンオイルとかチェーンソーオイルとか、ルブより粘度が低いものを使っている人たちです。ちなみに私はオイルを使ってます!

 

 丁寧に拭き取らないと飛び散るし、もちも最悪ですw300kmくらいでなくなるんじゃないかな?しかも雨天で一撃で流れますw

 

 でも容器を携帯できるし、粘度が低くてゴミがつきにくいのでチェーンの掃除なんてほぼいらないんですよねw

 

 つまり、ロングツーリングとかだと有利かな。

 

 ルブだと、どうあがいても1000kmごとに清掃と注油をしないといけない…。メンテ用品をもっていかないなら、そのたびに用品店とかを探して入らないとね。

 

 でもオイルなら300kmごとに停車してオイルを差すだけ。で、どこかでウエスを捨てさせてもらえばいいだけw

 

 というわけで、私はオイル派ですw使っているオイルはこれ!

 

 エンジンオイルとか使う人は廃油をオイラー(容器)に入れて、チェーンに注油してます。

 

塗らない

 こういう選択肢も条件付きでありです。他のブログでとても説得力があるものを見つけました。ちょっと長くなるので、後日記事を書きます。

 

 

まとめ

 正直、目指すチェーンの状態、用途、環境によって、とるべき選択肢は全然違います。それぞれの特徴をよく考えて用品を選びましょう。

 

 自分にあったメンテナンスが他人にあっているとは限りません。チェーンのメンテナンスって半分宗教みたいなところもあるので、あまり意見を押し付けないようにしましょうね。

 

 

 チェーンメンテナンスのやり方に続きます。

 

nimphaea.hatenablog.jp