ガソリンスタンドで勧められる商品は断ってもいいよって話
みなさん、お久しぶりですね。こんばんは。
ガソリンスタンドでいろいろな商品を勧められますよね。バッテリー、エンジンオイル、タイヤ、水抜き剤などなど…。
よくわからないから、つい「お願いします」って言っちゃってませんか?
営業の仕方にかなりの問題があるガソリンスタンドがあります。
もちろん、善良なガソリンスタンドも多いですから、全てのガソリンスタンドについて問題があるとはいいません。
私もここならお任せできると思うガソリンスタンドを見つけていますし。そういうお店がある人も多いでしょう。
ただ、悪質なガソリンスタンドもあるということを頭の片隅に置いておいてほしいです。
私は以前、ある大手ガソリンスタンドでアルバイトをしていましたが、悪質な部分が多く、すぐにアルバイトを辞めさせていただきました。
特に「~を交換しないと、壊れますよ。」なんていうガソリンスタンドありますが、二度といかないことをおすすめします。また、このような不安を煽る商法は本社から禁止されていますので、本社へ通報していただくよう、お願いします。
エンジンオイル
「あ、エンジンオイルが汚れてますね(劣化していますね)。そろそろ交換したほうがいいですよ。オイル交換していきませんか?」
エンジンオイルの劣化は、エンジンオイルを抜いてみないとわからない場合がほとんどです。つまり、実際に劣化してるかわからない中で、とりあえず商品を勧めている状態です。
単に汚れているのは実は当たり前のことで、エンジンオイルは全量を抜くことができないので、交換してすぐでも多少は汚れています。
また、劣化は粘度が下がってくることで分かります。つまり、抜いたときにとろとろって感じじゃなくて、サラサラしてるとかなり劣化していますね。
これは即交換しないと、エンジンにダメージが残りますが、交換してみないとわかりませんwだから、距離または期間での管理をおすすめします。
交換サイクルについて、何故か3000km交換神話が日本ではあります。しかし、欧州諸国では10000km以上で交換が普通です。エンジンオイルを長持ちさせるために、自動車メーカーは工夫を重ねてますから、昔ほど頻繁に交換する必要は、通常ではありません。
JAFさんは、「一般的には通常の使用で、1万5,000kmまたは1年毎が一般的にいわれていますが、エンジンや車種などによって異なりますので、同じく取扱い説明書で確認しておきましょう。」としています。
参考元:http://qa.jaf.or.jp/check/daily/10.htm
日本では短い走行の繰り返しが多いことを考え、ある程度にシビアコンディションとしても、通常は10000kmまたは1年弱くらいで問題ないでしょう。
ターボ車だと3000kmまたは半年交換くらいですかね。ターボ車はオイルの管理が大切です。
なお、バイクは3000kmから5000kmくらいで交換しましょう。まあ、シフトのはいりが悪くなってくるから、そのタイミングで。私はFZ6で3000kmくらいですね。グロムは2500kmで交換してます。
ガソリンタンクの水抜き剤
「ガソリンタンクの水抜きってされてますか?しないと錆びてタンクに穴が空きますよ。」
車の場合は意味がありません。ガソリンタンクの最も低い位置からエンジンがガソリンを吸うようになっています。そして、水はガソリンよりも比重が大きいので、ガソリン中では沈殿していきます。
つまり、水はエンジンに優先的に吸われるために水が貯まることはありません。
また、現在では、車のガソリンタンクは樹脂製が広く普及しています。樹脂製のタンクは当然錆びませんから水抜きは不要です。
ちなみにバイクはタンクは鉄製で、メッキがされていますが、錆びることがありますね。ただ、水抜き剤はちゃんとしたものを選びましょう。
なぜかといいますと、通常の水抜き剤の主成分はIPA(イソプロピルアルコール、2-プロパノール)です。アルコールによってガソリンと水を乳化して、ガソリン中に水を溶かすことで水を抜きます。
とか言ってますが、IPAでは乳化作用が弱すぎて、ガソリン中に水が溶けませんw
Youtubeで実験されてる方がいるので、そちらをご覧になれば分かります。
アルコールの乳化作用って炭素数が6とか7とかで最も強いって、何年か前に聞いたことがありますが、IPAはその炭素数が3しかないです。
結果、IPAは水に溶けますが、油に比較的には溶けないので、乳化ができないって感じですねw
ガソリンタンクの中なんてみないのでぼろい商売ですねwやり方が最低ですがw
ただ、真面目に水抜き剤をつくってるメーカーもあるらしく、Youtubeの実験では水を溶かすことができていました。そういうものを使えば、水を抜くこと自体はできます。
バッテリー
「バッテリー弱ってますねー。交換しないとエンジンがいつかからなくなるかわかりませんよ!」
こんなことを言う店員がいたら本社に通報してくださいね。
バッテリーが弱ってるかどうかなんて、電圧を見てもわからないですw充電がされているかどうかは分かりますが、まあその程度だけしかわかりません。
まあ、エンジンが冷めているときに、エンジンを掛けて、バッテリー電圧の降下度を測るという方法があるらしいです。ただ、ガソリンスタンドでそんなことやってないし、できませんw来るまでにエンジン温まっちゃうし…。
また、国産のバッテリーは品質がいいので、寿命を迎えるその時まできちんと動作します。そして寿命を迎えたら急に死にますw状態なんてわかんないw
しかも、バッテリーが弱っているとわかったとしても、バッテリーを変えればいいってものでもなくて、バッテリーが弱っているときはその他の電装品に問題があることがあります。ジェネレーターとかレギュレターとか…。
だから、仮にバッテリーの状態がわかったとしても、「バッテリーが弱ってます。変えましょう!」はおかしいんです。
「バッテリーが弱ってますから、とりあえず変えてみます。しばらくしてから再度バッテリーを確認してください。また弱っている様子なら、原因特定のために預からせてください。」って話です。
だから、ガソリンスタンドも全然わかってないけど、バッテリーを勧めている状態ですね。
じゃあ、逆にバッテリーをいつ交換したらいいのか。状態がわかんないから、期間で変えたほうがいいです。それが嫌ならバッテリーあがりでレッカー移動したら交換w
バッテリーの寿命は2年から5年で、乗り方によって変わるそうです。
まあ車検度に変えるのが安心できるんじゃないですかね?レッカー移動なんて、バッテリー代どころじゃないし…。長持ちさせる自信があれば、車検2回ごとでもいいかもしれないですね。
手洗い洗車
なんか店員さんが洗車してくれるサービスありますよね。
私がアルバイトしていたところでは、1台20分でした。まあ…丁寧にやるのは無理ですね…。
下の方を拭いたタオルでボディを拭くとか普通に指導されましたw
信用できるとこ以外では避けたほうが無難です。私がお願いするところは2000円くらいで40分以上かけてくれます。もっとお金出してもいいんですけどね。
コーティングも同様です。塗装とかコーティングって下処理と呼ばれる、どれだけ元のボディを綺麗にしたかが大事なんです。鉄粉とったり、バフかけたりね。
元バイト先ではハイエースの鉄粉取り5分でやれって言われましたからねw
当然できませんし、やれてませんって報告しましたが、やったってことにしといて、と言われて、そのままコーティングですw
こんな状態でコーティングすると、汚れごとコーティングしますし、すぐに剥がれてきます。
だからこれも信用できるとこでやりましょう。
それかコイン洗車場で自分でやるのもいいと思いますよ!
まとめ
信用できるガソリンスタンドを見つけて贔屓にしましょう。
またはディーラーに行くのがいいです。悪質なことやりませんからwちょっと高いですけど、まあ余分なもの買うこともないし。
私はバイクだけなので、基本的に自分でやって、分からなければディーラーにもっていきます。母の車で必要があれば、信用のできるガソリンスタンドですね。
車に乗っている人は車のこと知らない人のほうが多いです。そこを利用して不安を煽ったり脅したりするような売り方はどうかと思います。
まあ、最低限のメンテナンスする知識もつけようとしないっていうのも、安全意識が欠けていると言わざるを得ませんが…。
ガソリンスタンドで勧められた商品に納得できなければ断っても大丈夫です。エンジンオイル変えないくらいで、そう簡単には壊れませんw
壊れても最悪レッカー移動すればまあなんとか帰れます。
あまりに悪質なスタンドは本社に通報してください。