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チェーンのメンテナンスの仕方の話

 みなさん、こんばんは!

 

 チェーンメンテナンスのやり方っていろいろありますよね。本当に人によって様々です。

 

 バイク乗りたてって人はインターネットで調べる人も多いでしょうが、人によって違いすぎて迷いませんか?

 

 というわけで、私のチェーンメンテナンスのやり方を紹介して、更に迷っていただこうと思いますw

 

 また、「チェーンオイル」という言葉を使っていますが、これはチェーンルブ、グリス、オイルなど、チェーンに塗布するものの総称として使っています。単に粘度の低いオイルを指しているわけではないことに注意してください。

 

 

 

注意点

絶対にエンジンをかけない。

→比喩でなく指がとびます。よくある事故なので、楽かもしれませんが、絶対にやめましょう。

 

軍手はしない。

→巻き込まれるのを防ぐために回転体を触るときは軍手などをしないのが基本です。

 

 ・カラーアルマイトにチェーンディグリーザーをかけない。

→色が落ちます。

 

 

まずは洗車をしましょう

 チェーンメンテナンスの後に洗車をするよりは、その前に洗車をしたほうが望ましいです。

 

 チェーンオイルが水に溶ける…なんてことはありませんが、水で流れてしまうこともあるので、先に洗車を済ませましょう。

 

 なお、洗車をするときは、ただ漫然と洗うのではなく、ボルトの緩みやオイル漏れ、車体の傷、タイヤやブレーキパッドの残量などをチェックしておきましょう。

 

 

チェーンの清掃をしましょう

 

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チェーン清掃

 

 まず、センタースタンドを立てます。それがなければ、メンテナンススタンドなどを購入してください。なくてもできますが、効率がぜんぜん違うので…。

 

 チェーンを濡らして、チェーンディグリーザーをかけます。(チェーンクリーナーであれば、チェーンを濡らさないで吹きかけましょう。)

 

 画像のように車体左側のスイングアーム下部からやるとやりやすいです。

 

 それで、2~3分放置して、ブラシで擦りましょう。

 

 ブラシは柔らかいものがいいです。画像は馬毛ブラシですね。何度か使えるので、馬毛か豚毛あたりを選ぶといいかな?

 

 ナイロンブラシだとシールを痛める可能性もありますが、ナイロンでもたぶん問題ないです。ただ、値段も変わらないし、豚毛にしといたほうが無難そうですね。

 

 実は画像のブラシはカビが生えてたので…この写真の後捨てましたw

 

 そして、ある程度こすったら洗い流しましょう。(チェーンクリーナーは水じゃなくて、もう一度チェーンクリーナーをかけることで洗い流しましょう)

 

 これで、チェーンの回転の内側の清掃は完了です。

 

 

 さらにチェーンの清掃をしましょう

  回転の外側の掃除もしたければしましょうw

 

 ぶっちゃけ、回転の外側のゴミって注油したら飛んでいくんで…。意味があるかというと…ないですw

 

 まあ、でも外側も掃除する人が多いんじゃないかなw

 

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チェーン清掃2

 

 アクセスはスプロケットの後ろ側からすると楽だと思います。

 

 さっきと同様にチェーンディグリーザーをかけて2~3分放置して、ブラシでこすって汚れを落とす感じですね。

 

 スプロケットも一緒に綺麗にしとくといいかもですね。チェーンオイルで汚れてるので、チェーンとおんなじ洗剤で綺麗になります。

 

 気が済んだら全体的に洗い流しましょう。

 

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洗い流そう

 

 これできれいになりました!

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綺麗なチェーン

 

 

チェーンオイルを塗ろう

 洗い流した後、しばらく時間をおきましょう。ディグリーザーやクリーナーの成分が残っていると、チェーンオイルを塗っても飛び散りますw

 

 目安として、表面が乾燥したらまあまあおっけーって感じでやってます。

 

 乾燥させている間に、チェーンを回してみて、シールの損傷、偏摩耗、固着などの異常がないかチェックします。

 

 そして、タイヤにオイルがかからないように養生してから、チェーンオイルをかけましょう。タイヤに付くといきなり滑りますw

 

 チェーンオイルを塗るのは、回転の内側だけで大丈夫です。回転の外側は遠心力で浸透していきますし、わざわざ外側に塗ると飛び散りやすいです。

 

 また、チェーンオイルを塗ったら必ず拭き取りましょう。粘度が低いものほどよく拭かないと飛び散ります。

 

 チェーンオイルははじめのうちはスプレータイプがおすすめです。どこに塗ったらいいかとか分からなくても、とりあえず吹いとけばいいので…w

 

 オイルを拭き取ったら、再びしばらく放置しましょう。目安は1時間以上です。

 

 チェーンオイルの多くは、塗りやすいように粘度が低い状態ですが、吹きかけてしばらくすると、オイルを溶かしていた溶剤が蒸発して粘度が上がります。

 

 溶剤が蒸発する前の状態で走行すると、オイルが飛び散りやすいです。

 

 これでチェーンメンテナンスは終了です。これを500~1000km走行ごとに行うのが基本です。また、走行中に雨が降ったら行ったほうがいいです。

 

 慣れてきたら、過去記事のほうも参考にしてみてください。詳しく知ると、チェーンメンテナンスの嘘と本当が分かるようになります。

 

 色々なやり方がありますが、無駄なことも多いので、効率的にやりたければ、ちゃんと知ったほうがいいでしょうね。

 

nimphaea.hatenablog.jp

 

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  チェーンオイルの必要性に続きます。

 

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