グロムとFZ6と

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バイクのタイヤのお話

 みなさん、こんばんは!

 

 どんなタイヤはいてますか?

 

 タイヤ変えるときってすごく悩みますよね!安い買い物じゃないですからねw

 

 良いものは高いし、ライフ短いし…。普通のはグリップが不安だし…。

 

 タイヤの種類別に私のイメージを伝えていこうと思います。

 

 

 

中華製タイヤ

 ネットで探すと安い中華製のタイヤがありますね!

 

 意外と悪くないという声も聞きますし、そこまで悪いものではなさそうです。

 

 ただ、もし走行中にタイヤが壊れたり、滑ったりすればほぼ事故になります。

 

 レビューがもう少し集まって、信頼性が高まったら使用してみると良いでしょうね。

 

 正直、現状ではよくわからない部分が多いので、わざわざリスクをとる必要もないでしょう。

 

 

ツーリングタイヤ

 溝が多くて、雨天でも不安が少ないタイヤです。しかも、ライフも長いですね。

 

 まあ10000kmから20000kmくらいもつものが多い印象です。

 

 一方ドライグリップは必要十分程度です。ですから膝が擦れるくらいのグリップはありますw

 

 そこからアクセル大きく開けるのは危ないですけどね。

 

 ですから、ツーリングで峠を加速も減速もあまりしないで、普通に走るくらいの使い方におすすめです。

 

 なお、ツーリングタイヤでサーキットを走ると、温まりすぎて滑ったり、めちゃめちゃ減りが早かったりするのでおすすめしません。

 

 例えばMichelinのRoad5とかPirelliのエンジェルST、DunlopのGPR300、BridgestoneのBT023とかですね。

 

 

ツーリングスポーツタイヤ

 ツーリングタイヤにドライグリップを足して、ライフを引いたものですw

 

 溝もちょっと減っていますが、そのせいで雨天で滑ることはまずありません。

 

 ライフは10000km前後で、使い方によって変わります。

 

 ツーリング主体で、通りがけの峠をそこそこのペースで走るくらいの人におすすめです。

 

 つまり、ほとんどの人おすすめできるカテゴリーです!

 

 私が現在履いているのもこれです。(記事を下書きにして保存している間にタイヤを交換しました!w)MichelinのPilot Power 2CTってやつです!

 

 サーキット初心者レベルなので、グリップに不足を感じたことはないですが、夏のサーキットでは熱だれして転倒しましたw

 

 他にも、BridgestoneのS22とかMichelinのPilot Power 3とかがあります。

 

 

ハイグリップタイヤ

 この辺りから少しずつ温度依存性が出てきます。つまり、冷えてると滑ります。

 

 ライフは7000kmくらいまでのイメージです。使い方によってどんどん短くなります。

 

 まあ、温度依存性も比較的小さいので、実質的には公道で履けるタイヤではもっともグリップが良いと考えて問題ないです。

 

 溝も少ないですし、冷えるとグリップしないので、雨天では滑りやすいです。

 

 まあ、サーキットによく行くけど自走するとか、冬と雨は乗らないとか、近くの峠に通うとか、そういう割りきった人とか理由がある人にはおすすめです。

 

 いや別に普通のツーリングで使っても全然問題ないですけど、ただもったいないですw

 

 例えば、Dunlopのα14とか、BridgestoneのRS10とかMichelinのPower RSとかPirelliのRosso Corsa2とかですね。

 

 

超ハイグリップタイヤ

 さっきのハイグリップタイヤのライフと温度依存性を犠牲に、さらにドライグリップを高めたものです。

 

 温まるまで慎重に走る必要があります。

 

 まあ、何か特別な理由がなければ公道で使うものではないです。

 

 サーキットであった人で公道でもPirelliのSuper Corsa SP V2を履いてるって人がいましたが、3000kmで溝がなくなったと言ってましたw

 

 走り出しと雨には十分気を付ける必要がありますし、公道の舗装ってこのクラスの性能引き出せるほど良くないし…w

 

 おすすめはしませんが、とにかくグリップが欲しいとか、お金がいっぱいあるとかならまあ、使ってみるのも良いのかもしれないです。

 

 なお、サーキットではこのあたりのタイヤやハイグリップタイヤはよく見かけます。

 

 主な用途はサーキットの練習ですね。バイクの運搬手段とタイヤウォーマーがあって、サーキットによく行く人向けのタイヤです。

 

 例えば、PirelliのSuperCorsa SP V3とかBridgestoneのRS10 type-Rとかですね。

 

 

プロダクションタイヤ

 アマチュアのレースで使うことがあるタイヤです。

 

 スリックタイヤがこの上に位置する訳ですが、サーキットによっては禁止されてるらしいです。

 

 スリックタイヤ使う予定なんてないのでサーキットに聞いたことなんてないですけどw

 

 つまり、プロダクションタイヤがそのサーキットではもっともグリップが高いタイヤになることもあります。

 

 また、冷えてるとグリップしないので、タイヤウォーマーが必須です。

 

 というわけで、基本的にバイクの運搬手段があって、タイヤウォーマーもってて、サーキットを本格的に走る人向けのタイヤです。

 

 実は法律上、公道の走行が可能ですが、このタイヤで公道を走ってもグリップしません…。

 

 間違っても履かないようにw

 

 真夏以外、滑ってグリップしないのに、ライフだけめちゃめちゃ短いとか、そんなタイヤになっちゃうのでw

 

 例えば、PirelliのSuperCorsa SC V2とかDunlopのα13spとかBridgestoneのR10とかMichelinのPower Cup EVOとかですね。

 

スリックタイヤ

 溝がないやつです。そのため公道走行はできません。

 

 敢えて言いましょうか、ドライでの走行性能は最高ですが、それ以外はゴミです!w

 

 雨が降れば滑るし、冷えてれば割れます。

 

 間違っても公道で履いちゃだめです。

 

 なお、サーキットでもまだ見かけたことがないです。

 

 タイヤのグリップが強すぎて、スイングアームに亀裂が入ったり、フレームがよじれたりするらしいですw

 

 温度特性も激しすぎて、走って温めるのは危険らしいですし、冷えたタイヤを落とすと割れるらしいですw

 

 サーキットで本格的に走行し、バイクの運搬手段、タイヤウォーマーがある人向けのタイヤです。

 

 一般では流通しないようになってるそうですが、たぶん買うこと自体はできます。

 

 有名なのはPirelli superbikeですね。

 

 

まとめ

 ツーリングだけならツーリングタイヤ

 

 ツーリングで峠も楽しむならツーリングスポーツタイヤ

 

 サーキットや峠の周回をするならハイグリップタイヤ

 

 ほぼサーキットだけなら超ハイグリップタイヤ

 

 自走せず、タイヤウォーマーがあればプロダクションタイヤ

 

 といったところでしょうか。

 

 グリップが欲しい気持ちも分かりますが、用途にあったタイヤの方が幸せになれますよw