グロムとFZ6と

カスタムとかツーリングとか道交法とか話します

ブレーキフルードのお話

 みなさん、お久しぶりです。ツーリングにかまけてブログの更新なんてしてませんでしたw

 

 8月はほんとにいろいろあったんですよw

 

 今回はブレーキフルードのお話をしたいと思います。

 

 とはいってもブレーキフルードそんなに話することがないかも…w

 

 

 

ブレーキシステム全体についてはこちら!

 

nimphaea.hatenablog.jp

 

 

ブレーキフルードの寿命

 まあ、車検ごとに交換してる人が多いのではないでしょうか。

 

 だいたい2年毎っていいますね。

 

 劣化する原因は水分です。ブレーキフルードは実は空気に触れています。マスターシリンダーのリザーブタンクとかで。

 

 で、吸湿性が強いので、積極的に水分を吸っていった結果、茶色になっていくわけですねー。

 

 水分が入っていくと、100度で一部が沸騰します。すると、泡が発生して、フルードに圧力をかけても、気体があるせいで吸収されてしまいます。(ベーパーロック現象

 

 なお、ブレーキフルードは塗装を侵しますから、塗装面にかからないようにするのと、扱ったあとは洗車をするのがいいですね。

 

 交換手順は私が交換したときに写真撮って、説明しようかと思います。それまでこのブログが続けばいいなぁ…w

 

 

ブレーキフルードの種類

DOT4

 これがほとんどです。まあ、特にサーキット以外では不具合もないし、安いし…。普通の用途ならこれを入れましょう。

 

 色付きのもあって、バリエーションも豊富ですね!

 

アクティブ(ACTIVE) バイク用 ブレーキフルード BF4(DOT4) レッド 210 ml 20030006 [HTRC3]

アクティブ(ACTIVE) バイク用 ブレーキフルード BF4(DOT4) レッド 210 ml 20030006 [HTRC3]

 

 

DOT5

 これは特殊な乗り物や用途でなければ入れるのやめときましょう

 

 ハーレーとハマーかな?これを使ってるみたいです…。

 

 通常のブレーキフルードはグリコール系の成分なんですが、これはシリコン系の成分です。

 

 だから、他の種類のものと混ぜると固体ができて、ブレーキシステムに詰まりますw

 

 沸点の性能はDOT4よりもいいんですけどね…w

 

 またシリコン系は吸湿しないので、ベーパーロック現象が起きないという利点もあります。しかも塗装を侵しません。

 

 ただ、キャリパーなどのゴムシール類を侵すという欠点があって、市販車としてはこれが致命的ですね…。

 

 どうしても使いたければ、ブレーキシステムを水で洗って乾燥させましょうw

 

 DOT5.1

 これはグリコール系なので、DOT4と混ざっても大丈夫です。

 

 DOT5の性能をグリコール系で実現させたものですねー。

 

 ただ、グリコール系なので、吸湿するし、塗装も侵します。でもゴムシールを攻撃しません。

 

 沸点がDOT4よりも高いため、サーキットとか行く人でタッチの悪化が気になるなら、DOT4から変えるのもありかもしれないですねw

 

 

まとめ

 2年毎にDOT4のブレーキフルード入れましょう!以上!