ブレーキフルードのお話
みなさん、お久しぶりです。ツーリングにかまけてブログの更新なんてしてませんでしたw
8月はほんとにいろいろあったんですよw
今回はブレーキフルードのお話をしたいと思います。
とはいってもブレーキフルードそんなに話することがないかも…w
ブレーキシステム全体についてはこちら!
ブレーキフルードの寿命
まあ、車検ごとに交換してる人が多いのではないでしょうか。
だいたい2年毎っていいますね。
劣化する原因は水分です。ブレーキフルードは実は空気に触れています。マスターシリンダーのリザーブタンクとかで。
で、吸湿性が強いので、積極的に水分を吸っていった結果、茶色になっていくわけですねー。
水分が入っていくと、100度で一部が沸騰します。すると、泡が発生して、フルードに圧力をかけても、気体があるせいで吸収されてしまいます。(ベーパーロック現象)
なお、ブレーキフルードは塗装を侵しますから、塗装面にかからないようにするのと、扱ったあとは洗車をするのがいいですね。
交換手順は私が交換したときに写真撮って、説明しようかと思います。それまでこのブログが続けばいいなぁ…w
ブレーキフルードの種類
DOT4
これがほとんどです。まあ、特にサーキット以外では不具合もないし、安いし…。普通の用途ならこれを入れましょう。
色付きのもあって、バリエーションも豊富ですね!
アクティブ(ACTIVE) バイク用 ブレーキフルード BF4(DOT4) レッド 210 ml 20030006 [HTRC3]
- 出版社/メーカー: アクティブ(ACTIVE)
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: Automotive
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DOT5
これは特殊な乗り物や用途でなければ入れるのやめときましょうw
ハーレーとハマーかな?これを使ってるみたいです…。
通常のブレーキフルードはグリコール系の成分なんですが、これはシリコン系の成分です。
だから、他の種類のものと混ぜると固体ができて、ブレーキシステムに詰まりますw
沸点の性能はDOT4よりもいいんですけどね…w
またシリコン系は吸湿しないので、ベーパーロック現象が起きないという利点もあります。しかも塗装を侵しません。
ただ、キャリパーなどのゴムシール類を侵すという欠点があって、市販車としてはこれが致命的ですね…。
どうしても使いたければ、ブレーキシステムを水で洗って乾燥させましょうw
DOT5.1
これはグリコール系なので、DOT4と混ざっても大丈夫です。
DOT5の性能をグリコール系で実現させたものですねー。
ただ、グリコール系なので、吸湿するし、塗装も侵します。でもゴムシールを攻撃しません。
沸点がDOT4よりも高いため、サーキットとか行く人でタッチの悪化が気になるなら、DOT4から変えるのもありかもしれないですねw
まとめ
2年毎にDOT4のブレーキフルード入れましょう!以上!